音楽運動療法

音楽運動療法 (ベストハウス123にて放映)

  • 野田 燎教授が行っているリハビリの一つで、生の音楽の演奏を聞かせながら、トランポリンによる上下動を組み合わせることにより、脳への刺激を高め、脳障害によるさまざま症状の改善を目指すリハビリです。
  • 現在、この療法は、脳神経外科の専門医と野田教授との連携により、大阪府にある病院の一か所だけで行われています。
  • 事故あるいは発病からできるだけ早期にこの療法を受けることが、一番有効であるといわれています。
  • テレビ放送の影響などにより、お問い合わせが大変多くなっていますが、こちらでは、その病院のご紹介のみとなっています。音楽運動療法の直接的な窓口ではないため、病状および、参加の可否については、直接病院にお問い合わせください。

  私の著書「彩・生」で、この音楽運動療法を受けた患者家族の立場として明記していますが、この療法の一番のポイントは、急性期の患者本人だけでなく、家族にとって必要であると、切実に思ったことにあります。リハビリは、患者と、そしてその家族に必要な場合が多いと、私は思います。この療法をせめて体験を通じて一度でも受けることが、その後のパワーへとつながる気がします。介護はがんばりすぎないことが基本とはいえ、どうしてもぎりぎりまで頑張ってしまいます。急性期はなおさらです。その急性期に、ほんのすこし心を緩めることが、大きな一歩へとつながるのです。

 東大阪でのみ実施されていることもあり、なかなか受診にはいたらない方もおおいかもしれませんが、野田教授がいくつか本も出されていますので、それらを参考にされてもいいかもしれません。生の音楽の演奏と、トランポリンやバランスボールを使っての上下動という療法ですが、私の場合も、数回療法を受けたあとは、日常生活にいろいろ取り入れてやっていました。生演奏は無理でも、お気に入りのCDを流しなら、うまくても下手でも生歌をつけて、バランスボールや、あるいはベットの上で、体を上下させる、といったことを、本人の状態にあわせてすることはできます。

毎日音をきかせる、毎日話しかける、毎日刺激をあたえる、つまりはそういった繰り返しのすべてが脳を活性化させる気がしました。

音楽運動療法は、一つのきっかけかもしれませんが、私にとっては、とても大きな一歩となりました。

野田燎氏の著書一覧

音楽運動療法入門

脳は甦る(音楽運動療法による甦生リハビリ)

芸術と科学の出会い(音楽運動療法の理論と実践)

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